リモート操作／ファイル転送ユティリティの機器構成

(１対１の場合)

リモート操作／ファイル転送ユティリティの機能は下記の通り

１．(リモートPCへ)ファイル転送
２．(リモートPCへ)ファイル転送要求
<以下、オプション機能>
３．(リモートPCの)「電源OFF」
４．(リモートPCの)「再起動」
５．(リモートPCの)指定ジョブ(実行モジュール)を実行
６．(リモートPCの)指定ファイルを削除
７．(リモートPCの)指定フォルダーのファイル一覧を転送要求
本アプリフォルダー下、「DIRyyyymmddHHMMSS.TXT」ファイルが作成されます。
８．(リモートPCの)画面のスクリーンショットを転送要求
本アプリフォルダー下、「ScreenyyyymmddHHMMSS.JPG」ファイルが作成されます。

リモート操作／ファイル転送ユティリティの特徴

１．リモート操作中でも、ターゲットPCは従来アプリの画面。
２．使用するTCP/IPのポートは1個のみ(指定可)

使い方例：

機械制御などサービス用PCにServer/Listen側として、メン用管理PCをClientとし、
サービスを受けるユーザー様に見られずにメンテ作業を行います。
不具合報告があった時、リモートでLOGファイルを、画面のハードコピーを転送したり、
特定のフォルダーの一覧を取得したり、最後に再起動をリモートで行うことが出来ます。
通常、リモート操作やリモートデスクトップソフトを使用した場合、上記操作は
ユーザー画面に表れるため、本ソフトでのバックグラウンドメンテを行います。

リモート操作／ファイル転送ユティリティの使用例

(１対Ｎの場合)
リモート操作されるPCは「Server」にし、操作するPCは「Client」として使用します。
リモート操作したいPCに「Connect」することでリモート操作が可能になります。
(この場合、Server側の操作は必要ありません)

リモート操作／ファイル転送ユティリティの使用例

(１対Ｎの場合、更にリモートから操作)

起動時画面例

通常のマニュアル操作は下記の通り：
Server/Listen側は、起動時、操作する必要はありません。
Client側は、Server/Listen側のIPアドレスを入れて、下記の一連の操作を行います。
【PING】 - >【CONNECT】 -> 【SEND】/【SendRequest】/【Req:Dir】/【Req:Screen】etc

'デフォールト:IP=localhost , ポート=5013 '二重起動防止 'TCP/IPでファイル転送 '自動モードあり(起動時のパラメータ) '自動モードの時、ファイル転送後、プログラム終了とする。 'LOG出力 ' FileTransfer_MainLog-1.log Start,End ' FileTransfer_ErrorLog-1.log エラー,例外エラー ' FileTransfer_EventLog-1.log イベント(画面リストボックス内容) ' FileTransfer_Logging.iniは自動的に生成される。 ' FileTransfer.iniの[SYSTEM]セクションのLOGLEVELLIMIT=0 にすると出力しない　(Default=5) ' 'FileTransfer.iniで指定する内容 ' [TIMEOUT]セクション ' NETSTREAMWRITE=10 '自動モードにおける送信タイムアウト=10Sec Default=10 ' NETSTREAMREAD=10 '自動モードにおける受信タイムアウト=10Sec Default=10 ' CONNECTWAIT=20 '自動モードにおけるConnect待ちタイムアウト=20Sec Default=20 ' 以上、自動モードにおいて、タイムアウトになった場合、プログラム終了となる。 ' ----------------------- ' [SYSTEM]セクション ' LOGLEVELLIMIT=5 'ログ出力指定　デフォールト=5　0=出力しない ' WINDOWSTATE=1 'Window状態 0=アイコン化/1=ノーマル ' [DEBUG]セクション ' DEBUG0=0 'DEBUG用メッセージボックス 例)自動モードで終了時、確認Box表示 ' '*********************************************************************************** '起動方法： ' FileTransfer.exe [PARA1] [PARA2] ' [PARA1] [PARA2]は省略可、但し、[PARA1]を省略した場合、[PARA2]は指定不可 ' [PARA2]のデフォールト値はINIファイルで指定した値 ' FileTransfer.exe 操作画面 ' FileTransfer.exe [<PORT>] 自動モード(受信サーバ) ' FileTransfer.exe [<PORT>,<IP>,<ファイルフルパス>] 自動モード(ファイル送信クライアント） ' FileTransfer.exe [<PORT>,<IP>,<ファイルフルパス>] 自動モード(ファイル送信クライアント） ' ---------- ' バッチ例： ' FileTransfer.exe 5013,192.168.1.5,C:\log\EventLog-1.log ' クライアント側：送信先IP=192.168.1.5：送信ポート=5013：送信ファイルフルパス=C:\log\EventLog-1.log ' FileTransfer.exe 5013 ' サーバ側：受信ポート=5013：格納フォルダー=exeのあるフォルダー ' FileTransfer.exe 5013,C:\TEMP ' サーバ側：受信ポート=5013：格納フォルダー=C:\TEMP\ '*********************************************************************************** ' '自動モード： ' ※クライアントは、起動時に指定されたファイルをサーバへ転送

本ソフト諸元

[SYSTEM] LOGLEVELLIMIT=5 ;WINDOWSTATE 起動時のWindow　0=アイコン化/1=ノーマル WINDOWSTATE=1 [TCPIP] ;IPADR デフォールトIPアドレス IPADR=localhost ;PORTNO デフォールトポート番号 PORTNO=5013 [TIMEOUT] ;NETSTREAMWRITE ファイル転送における「送信」タイムアウト NETSTREAMWRITE=10 ;NETSTREAMREAD ファイル転送における「受信」タイムアウト NETSTREAMREAD=10 ;CONNECTWAIT ファイル転送における「接続」待ちタイムアウト CONNECTWAIT=20 [DEBUG] DEBUG0=0

設定ファイル例(FileTransfer.ini)

(この設定ファイルは基本的に修正しないようにしてください。)

初回のみのセキュリティ確認画面

ここで必ず「許可」を選択してください。
(備考：上記画面例はmenuアプリの画面例です)

動作条件：.NETフレームワーク4.8動作するWindowsPC

本ソフトはフリーソフトです、ご自由にお使いください。
(注：Ver1.0.0では、リモートディレクトリー取得等は未実装)

バージョンアップについて:
１．弊社はお客様に予告なしに改良の為に本ソフトウェアの変更を行うことがあります。
ご要望および不具合報告は受け付けておりますが
(info@eco-bems.com)
本ソフトのバージョンアップタイミングは不定期です、予めご了承ください。
２．弊社は本ソフトウェアを改良した新しいバージョンのソフトウェア（以下「新バージョン」という）を
お客様に対して有償または無償で提供することができます。

　 免責事項：
弊社は、本ソフトウェアの使用、または使用できないことにより生じた損害に関していかなる責任も負わないものとします。

関連リンク

(Win10 UDP受信許可設定はここをクリック)
(ファイヤウォール詳細画面へのルート操作(1)はここをクリック)
(ファイヤウォール詳細画面へのルート操作(2)はここをクリック)
技術メモ

ツール／ユティリティ

北海道新幹線/青函トンネル監視システム テストツール
PLCSIM/PLCシミュレータ
NotiMailお知らせメール＆スケジューラ
TCP,UDPテスト用ツール(VB6版、フリーソフト)
TCP,UDPテスト用ツール(.NET版、フリーソフト)
MODBUS/TCPテスト用ツール(フリーソフト)
FolderStructure/フォルダー構成出力(フリーソフト)
BackupFile/ファイルバックアップ(フリーソフト)
Scheduler/ジョブスケジューラ(フリーソフト)
Launcher/ジョブ起動＆生存管理(フリーソフト)
リモート対応メニュー(フリーソフト)
Adminとして実行-パーツ(フリーソフト)
HTTPプロトコルでテキスト取得-パーツ(フリーソフト)
PC再起動/電源OFF-パーツ(フリーソフト)
音声ファイル再生-パーツ(フリーソフト)
PLC単純操作-ビットON/OFF-パーツ(フリーソフト)
UDPコマンド送信-パーツ(フリーソフト)